東京都墨田区にある潮入り回遊式庭園です。
1691年笠間藩本庄家の下屋敷で、本庄宗資により大名庭園として作られたのが始まりです。
明治に入り旧岡山藩主池田家、明治22年には安田善次郎氏に所有に変わっています。
大正12年の関東大震災でほとんど形を失ったが、安田氏より贈与されていた当時の東京市により復元されて、昭和2年に市民庭園として開園しました。園内には安田氏の寄付により両国公会堂が建てられています。
当初は墨田川の潮の満ち引きを利用していた心字池でしたが、現在は貯水槽の水でポンプを使い人工的に眺めの変化をつけています。