東京都北区にある大正初期の西洋と日本が融合した庭園です。
武蔵野台地の斜面と低地を活かし、小高い丘の上には洋館が建ち低地には日本庭園を配置し特徴的です。
この地はもともと陸奥宗光の邸宅でしたが、次男が古河家の養子になったことで古河家の所有になりました。当時の建物は残ってはいません。
現在の洋館や洋風庭園の設計は英国人ジョサイア・コンドル氏で鹿鳴館やニコライ堂の設計もしています。
日本庭園は京都の小川治兵衛氏の手のよるもので、平安神宮神苑、円山公園など手がけています。
数が少ない大正初期の庭園としては保存状態がよく、伝統的な手法で和と洋が見事に調和していることなどから平成18年国の名勝に指定されています。
旧古河庭園内の見どころ
旧古河庭園のイベント情報
