高知県長岡郡本山町にある『大原富枝文学館』は、本山町出
身で、野中兼山の娘・婉をモデルにして描かれた「婉という
女」を残した女流作家《大原 富枝(おおはら とみえ、(191
2年9月28日 - 2000年1月27日)》の作品を通して生涯の歩み
を伝える文学館。
館内では、小説家、勲三等瑞宝章叙勲者した《大原富枝》の
歩みがわかる作品を紹介。読書、ビデオ資料の観賞もできる
のは嬉しい。また貴重な直筆原稿や創作ノート、親しい作家
に送った書簡、他にも三島由紀夫らの書簡なども展示。大原
富枝の世界を思う存分感じることができる。
また大原富枝の心を現した「茶室・安履庵」を開放。茶道愛
好家の方々に多く利用されています。