愛媛県宇和島市にある『宇和島市立歴史資料館(うわじましりつれきししりょうかん)』は平成4年(1992)に創立。挿絵画家《高畠華宵(たかばたけかしょう)》の作品を収蔵・展示する施設。
施設建物は、宇和島広小路に「宇和島警察署」明治17年(1884)に建てられ昭和28年(1953)には、南宇和郡西海町(現、愛南町)役場として使用された建物を移築・復元したもの。明治初期の日本建築とは異なった西洋建築技法を取り入れた貴重な建物として1996年に国の登録有形文化財に指定。
施設内では、宇和島出身の挿絵画家高畠華宵の作品、約40点を常時展示。施設建物とあわせて現代では見ることのできない数々の歴史ある装飾類など見所が多い施設となっている。