愛媛県大洲市にある『おおず赤煉瓦館(おおずあかれんがかん)』は、明治34年12月に大洲商業銀行として建築、百年以上にわたり「レンガ館」と呼ばれ親しまれた建物を利用し1991年(平成3年)にオープンした観光施設。
大洲市指定有形文化財に指定された風格ある建物は、イギリス積みの煉瓦建築。当時では珍しい外壁に赤レンガ、屋根には和瓦を葺い、鬼瓦には「商」の文字が入った和洋折衷な造りなど、明治の歴史と文化を感じることができる。
施設内には、工芸品、特産品の販売、休憩スペース、ギャラリーを設置。また施設周辺には、昭和30年代の商店街の模様を再現した「ポコペン横丁」や「あさもや」、「おはなはん通り」などがあり観光拠点として多くの人に利用される観光施設となっている。