歴史
約1200年前、唐の国よりこの油谷の里に辿り着いたと云われる、玄宗皇帝の愛妃・楊貴妃の伝説にちなみ、楊貴妃公園が整備されました。この伝説によれば、楊貴妃がこの地に漂着したと言われ、ここで彼女の最期が訪れたとされています。その歴史的な背景から、楊貴妃公園は中国のロマンスを感じさせる場所として、古代の王朝の情熱を伝えています。
見どころ
公園に入ると、美しい楊貴妃像が目に飛び込んできます。この像は、楊貴妃の没年齢である38歳にちなんで作られ、純白の大理石でできています。また、この像は唐の都・長安(現在の西安)近郊の楊貴妃最期の地、馬嵬坡に立つ像と同じもので、楊貴妃の精神と美徳を称えています。園内にはミニ華清池、中国風あずまや、散策園路、桜の広場、休憩所などもあり、古代中国のロマンスと文化が存分に楽しめる場所です。