山口市長門市の三隅地区にある『村田清風記念館(むらたせいふうきねんかん)』は、長州藩の藩政改革の中心人物として活動した《村田清風》とその志を継いだ《周布政之助》の豊富な資料・遺品を通して紹介する施設。
《村田清風》は、幕末の激動する政治情勢の中、倹約の徹底や、武士の負債整理と士風の一新、四白政策や、武器庫を建設、軍備の改革と充実などを計り藩の財政改革を行った藩政改革の中心人物。また、63歳になり職を辞してあとは山荘内に私塾「尊聖堂」を建て多くの子弟を送り出したことでも知られている。
施設内では、村田清風と周布政之助の功績と人柄を豊富な遺品や資料を通してわかりやすく紹介。また昔の産業や人々の生活を知ることのできる民俗資料を見ることができる。