山口県萩市椿東の学問の神として崇敬を受ける松陰神社の境内にある『吉田松陰歴史館(よしだしょういんれきしかん)』は、明治維新の精神的指導者・理論者として歴史に名を残した《吉田 松陰(よしだ しょういん)》の生涯を伝える施設。
《吉田 松陰》は、国家は天皇が支配、天皇の下に万民は平等、但し、天皇のために万民が死にもの狂いで尽くす事が必要という「天下は万民の天下にあらず、天下は一人の天下なり」と主張。江戸時代末期(幕末)の武士(長州藩士)であり元学頭・山県太華と論争を行ったと伝えられている
館内には、20シーン70余体の等身大のリアルな蝋人形と説明版と音声ガイドにより《吉田 松陰》の一生をわかりやすく紹介している。