山口県山口市、約200年にわたり貨幣の鋳造が行われたことで有名な鋳銭司にある『鋳銭司郷土館(すぜんじきょうどかん)』は、昭和59年(1984)に開館。国指定史跡の周防鋳銭司跡の出土品及び、大村益次郎の遺品・資料を展示する施設。
館内周辺は、平安時代に貨幣を作る役所が置かれ貨幣の鋳造が行われたところとして有名。約38,500平方メートの平安時代の820年代から950年にかけては唯一の貨幣鋳造所の跡地「周防鋳銭司跡」がある。
館内には「周防鋳銭司跡」の出土品や、日本の貨幣の移り変わりがわかるお金の実物とパネルでわかりやすく紹介。また、明治維新の先覚者として知られる《大村益次郎》の遺品や出生から没年までの主な出来事を紹介している14枚の切り絵を見ることができる。