島根県の県中部を流れる江の川支流の「濁川(中流域)」に広がる『断魚渓(だんぎょけい)』は、延長約3・6Km。侵食されてむき出しになった流紋岩の崖が見られる昭和10年に国の名勝に指定された景勝地。
名称の由来は長い岩肌からなる場所を連続して流れ段差や亀裂があるため魚が簡単に遡上できないことからこの名で呼ばれるようになった。約3・6Kmの範囲に嫁ガ淵、通仙橋、千畳敷、神楽淵など24の景勝地が見られ季節により変わる美しい光景を楽しむことができる。(特に木々の紅葉が色ずく秋がおすすめ。)
国道261号の沿線に位置するため交通の便が良く、散策路が設けられていることから気軽に利用できるのも人気の理由のひとつ。またキャンプ場も整備されていることから多くの人が訪れる人気スポットとなっている。