歴史
備後国総鎮護御調八幡宮は神護景雲3年(769)に、和気清麻呂公の雪冤を祈願するために宇佐八幡大神を勧請し、姉法均尼(和気広虫姫)が備後国に配流された地に創祀されました。宝亀8年(777)には藤原百川が社殿を造営し、石清水八幡宮の別宮として備後総鎮護の神社として栄えました。天正年間には豊臣秀吉が参拝し、境内に桜樹を手植えるなど歴史的な出来事が刻まれています。
見どころ
御調八幡宮は、備後総鎮護の神社として崇信され、室町時代の木造狛犬や阿弥陀経は国の重要文化財に指定されています。境内には豊臣秀吉の手で植えられた桜樹があり、歴史の息吹を感じます。また、宇佐八幡大神を祀る神聖な空間として、参拝者に静寂と荘厳な雰囲気を提供しています。