広島県廿日市市宮島町にある『宮島歴史民俗資料館』は、18
00年代前半の建築といわれる豪商の旧江上家屋敷の母屋と土
蔵を修復。宮島の歴史と文化に係る多彩な資料及び、近代化
の中で失われようとしていた民俗文化財の保存と継承を目的
として昭和49年4月に開館した歴史民俗資料館。
施設は、江戸時代後期から明治期にかけて醤油の醸造を営み
、豪商といわれた旧江上家の主屋と土蔵を展示施設の一部に
利用。一部は、国の登録有形文化財に指定。
施設内には、宮島ゆかりの諸家の書画、平清盛像、二位尼像
、僧誓真像、など市民の協力により、宮島の歴史・文化・民
俗に係わる多彩な約1000点の資料を収集、展示。庭園を囲ん
で一巡するように展示館が位置しているのも特色の一つです。