歴史
平和の鐘は、広島市中区に位置する平和記念公園にある、1964年に建立された象徴的な鐘です。この鐘は、原爆被災者広島悲願結晶の会によって昭和39年9月20日に建てられ、世界平和への祈りを込めています。平和記念公園にあるため、訪れる人々は自由に鐘を鳴らすことができます。鐘楼は4本の柱に支えられた宇宙を表現したドーム型の屋根が特徴です。
見どころ
平和の鐘は、毎年8月6日に行われる平和記念式典で使用されるほか、公園最北端にある平和の時計塔から毎日8時15分に流れるメロディと共に、日本の音風景百選にも選ばれています。鐘は世界中に平和のメッセージを広める象徴であり、その音は全人類の心に響くことを目指しています。鐘の周囲には被爆者の霊を慰めるために植えられた蓮の池もあります。