岡山県の歴史と文化のかおる矢掛町にある『やかげ郷土美術館(やかげきょうどびじゅつかん)』は、平成2年に開館。地元出身の書家・洋画家の作品を収蔵・展示する施設。
建物は、町木の赤松を使った伝統工法による本陣・脇本陣を生かした建築物。歴史ある街並みに調和したデザインは、館内にある美術品と同様に見応え充分。
館内には、矢掛町出身の書家《田中塊堂》、洋画家の佐藤一章の作品を中心として郷土資料を多く展示。特別展や一般でも利用できる町民ギャラリーも定期的に開催。
また美術館には珍しい水魚を展示するポケット水族館コーナーを併設。他にもシンボルとなっている高さ16mの水見櫓や、最上階から眺める景色は絶景。見所が多くある施設となっている。