島根県海士町海士中里の後鳥羽天皇を御祭神とする後鳥羽天皇700年祭の年にあたる昭和14年に創建された「隠岐神社」向かい側に立つ『後鳥羽院資料館(ごとばじょうこうしりょうかん)』は昭和53年に開館。後鳥羽上皇に関する資料を収蔵・展示する施設。
施設内には隠岐に遷られた後鳥羽天皇が崩御される前に書いたとされる手形がついた『後鳥羽院「御手印御置文」(複製)』や後鳥羽天皇の神前 に奉納された三種の神器の一つでもあり権威の象徴『隠岐神社奉納刀「来国光」』を中心として後鳥羽上皇が詠った和歌のかるた「遠島百首」など貴重な資料を数多く展示。また行在所跡(源福寺)の所在品なども収蔵・展示。見応え充分の資料館となっている。