島根県雲南市大東町にある『古代鉄歌謡館(こだいてつかようかん)』は、世界各地の神楽や製鉄にかかわる芸能を紹介する施設。
施設は、鉄を作る風土と出雲神楽を伝承する大東町が、「神話と鉄」のテーマを受け建設した「鉄の道文化圏」形成事業。神楽などを上演する劇場と、神楽に関する資料等を展示する2つのスペースを併せ持つ文化施設として地域の人や多くの観光客に親しまれている。
館内には、独自に製作した「水と水神の民俗誌」と「古代鉄歌謡の風土」の2本の番組を、60インチ大型プロジェクションテレビとレーザーディスクシステムで上映・解説する「オーディトリアム」や、出雲地方に伝承される採物神楽の画像データを自由に回覧できる「ビデオトーク」を完備。また毎月2回、神代神楽の公演が行われています。