鳥取県の若桜郷土文化の里内にある『若桜町歴史民俗資料館 (わかさちょうれきしみんぞくしりょうかん)』は、昭和56年(1981)に創立。地域の歴史がわかる資料や民俗資料を収蔵・展示する施設。
赤瓦葺の建物は、明治40年に建設。昭和56年3月まで銀行として使われていた山陰合同銀行若桜支店を移築・復元したもの。豪商の面影を伝える土蔵造りが特徴的。また若桜の銘石を使った日本庭園が堪能できるのも魅力のひとつ。江戸中期の建築様式を伝える貴重な建物として、若桜町指定文化財に指定。また「県民の建物100選」にも選定されている。
施設内には、町内の歴史資料や民俗資料を展示。またかつての庄屋の家格を感じることができる、太くて立派な梁や大きな囲炉裏を見ることができる。