鳥取県鳥取市にある『鳥取民藝美術館』は、鳥取県の文化財や自然保護の分野でも多くの業績を残した民芸運動家《吉田璋也》により。昭和24年(1949)「鳥取民藝館」として開館。日本、朝鮮、中国、西欧の民芸品、約6000点を収蔵・展示する施設。
建物の外観は、独特な雰囲気を醸し出した城壁の衣装蔵を使った風格のあるデザインが特徴。館内には、日本と海外の古民藝約3500点、新民藝約1500点を収蔵。特に吉田璋也がプロデュースした新作民藝や、李朝陶磁、高麗茶碗は必見。観て学ぶだけでなく、使い、味わうことから美を鑑賞することができる。
他にも陶磁器、木工品、金工品、染織品、編組品、絵画を多く展示。また鳥取県の民芸品、牛ノ戸焼や、全国的に有名な中井窯を購入出来る「たくみ工芸店」や、こだわりの地元鳥取産の食材を使った美味しい料理が食べられる「たくみ割烹店」が施設周辺にあります。