東北新幹線白石蔵王駅からバス50分、宮城県刈田郡蔵王町にある『新地こけしの里(しんちこけしのさと)』は、江戸時代末期の藩政時代からこけしの里と伝えられている集落。
集落はまるで江戸時代にタイムスリップしたような感覚に陥る茅葺屋根もある素朴な家並み。その中にある工房は3軒。こけしの原点といっても過言ではない「遠刈田こけし」は引目、菊・梅・桜などの三日月形の美しい胴模様が特長。
3軒の工房では見学だけでなく職人が心をこめて作成したこけしを販売。手作りならではのこけしもありお土産に購入する人も多くいる。またろくろ挽き見学や絵付け体験ができる工房も人気(事前予約が必要)。こけしを通して地域の歴史がわかる人気観光スポットとなっている。