宮城県大崎市の鳴子峡入口近くの鳴子公園内にある『日本こけし館』は童謡作家及びこけし評論家《深沢要》のコレクションの寄付により昭和50年(1975)に創立。約5000体のこけしを収蔵・展示するこけしミュージアム。
館内には深沢要のこけしコレクションを軸として、国立博物館学芸員《溝口三郎》や俳優《菅原文太》から寄付されたこけしを展示。またこけし愛好家のお一人でもあった《高松宮》殿下が寄贈された貴重なこけしを見ることが・・。
こけしの多くは、作者名の表示札の管理がされていることからこけしを科学的に研究する人も多く訪れることでも有名。その他こけし関連資料として「木地師関連の展示、惟喬親王像掛け軸、二人挽きロクロ、足踏みロクロ、木地製品」を展示。こけしの魅力が伝わる施設となっている。