三重県鈴鹿市寺家にある『鈴鹿市伝統産業会館』は、鈴鹿市が全国に誇る伝統工芸の紹介及び、優れた技術を後世に伝えることを目的として昭和58年に開館。鈴鹿市を代表する全国シェア99%を占める「伊勢形紙」と、1000年以上の歴史がある「鈴鹿墨」を紹介する施設。
館内は、ビデオコーナー、ギャラリー、研修室、和室で構成。 図柄を着物の生地に染めるために用いる「伊勢型紙」や「鈴鹿墨」の作品を中心として、製造道具をパネルやビデオを用いわかりやすく紹介。また第2・第4日曜日には鈴鹿墨の実演を行い1000年以上の歴史を誇る伝統工芸の魅力を伝えている。
他にも、優れた伝統の技を体験することができる伊勢形紙を使用した「しおりの彫刻体験」も人気のイベントとなっています。