劇団わらび座は、戦後の復興に向かう1951年に東京で誕生し、新しい日本の歌と踊りの創造をめざして、秋田県田沢湖町に定着しました。
劇団名には、飢えに苦しむ農民を救った山菜のワラビのように、人々の生きる力になろうという願いが込められています。
地方での公演や学校での芸術鑑賞会、伝統芸能中心の小公演、多様な楽器を使用したライブ、各種ワークショップなど全国でさまざまな形態の公演を行うため、各地に固定のファンが多いです。
2006年からは東北では唯一の文化庁「芸術拠点形成事業」対象ホールとして選ばれ、地域劇場としての期待が高まっています。