歴史
讃衡蔵(さんこうぞう)は、1955年(昭和30年)に開館した施設で、中尊寺と山内寺院に関連する貴重な文化財を収蔵・展示する場所です。この施設名の由来は、奥州藤原三代(清衡・基衡・秀衡)の偉業を讃える意味が込められています。
見どころ
讃衡蔵は、国宝や重要文化財を含む約3000点の宝物を展示する宝物殿です。その中には、仏教の儀式に使用される孔雀文磬や、騎獅文殊菩薩像の台座として使用された螺鈿八角須弥壇など、美術品や仏教関連の貴重なアイテムが含まれています。また、一字金輪坐像という秘仏も見どころの一つです。