岩手県和賀郡西和賀町(もと沢内)にある1969年に400年
近い歴史を持つ碧祥寺の境内に開設された『碧祥寺博物館』。
館内には、マタギ文化などの雪国の暮らしぶりがわかる
1万数千点の民俗資料を展示。日本で唯一5つの資料館
からなる博物館です。★館長は第十四代住職で元沢内村長
『太田祖電』。
『西和賀町(もと沢内)』はマタギによって開かれた村と
伝えられており独自の風習や信仰をもっていたそうです。
そして厳しい自然の中で、生きてきた人々の知恵の結
晶とも言える積雪期の用具や貴重なものが展示されています。
《展示物》
■マタギ収蔵庫
国指定重要有形民俗文化財に指定されている《火縄銃、
罠、防寒具、剥製など486点、丸木舟1隻》を展示。
■雪国生活用具館
国指定重要有形民俗文化財指定《ソリ、スキー板、わら
じ、調理道具、農機具》など1792点を展示。
■第一、第二、第三資料館
《民間信仰、お面、馬具、奇石、旧三井財閥、旧日本軍
時計、カメラ、貨幣》など多くのマタギ文化資料を展示。
今ではもう見ることができない『マタギの文化』を体感
しにいきませんか?