岩手県和賀郡西和賀町にある『西和賀町立歴史民俗資料館(にしわがまちれきしみんぞくしりょうかん)』は、町出身の川村勇画伯から寄贈を受けたことをきっかけとし、町内の文化財に対する人々の関心を高めることを目的として平成17年(2005)に創立。地域の考古・歴史・民俗資料を収集・保存・展示する施設。
館内にはわが国最古と記録されている最大級の旧石器時代(18,500年前)の住居跡「大台野遺跡」の出土品を中心として、町の歴史と民俗を物語る「考古資料、文書資料、民俗資料」を多く収蔵・展示。特に藩政時代の「からかさ連判状」と呼ばれる珍しい古文書は必見。
他にも温泉の町として長く栄えてきた鉱山の街、西和賀町の歴史が伝わる資料も見応え充分。歴史を通して地域の魅力が伝わる施設となっている。