岩手県北上市本石町に建つ『山口青邨宅・雑草園(やまぐちせいそんたく ざっそうえん)』は、岩手県出身の俳人《山口 青邨(やまぐち せいそん、1892年5月10日 - 1988年12月15日)》が96歳で他界するまでの生涯を過ごした東京都杉並区から移築・復元して公開した邨宅。
《山口 青邨》は俳人意外にも東大教授・読売俳壇選者・鉱山学者や工学博士として東京大学に勤めながら俳誌「夏草」を主宰するなど様々な分野で活躍。また「雑草園」に関連する名作を多く載せた第一句集『雑草園』を42歳に刊行後、関連する書籍を多数発表。「私の只一つの贅沢…」と語った自ら名付けた「雑草園」を敷地内に併設。まさに青邨文学の源泉というべき『山口青邨宅・雑草園』。多くの人が訪れる人気の施設となっている。