兵庫県明石市から東経135度日本標準時子午線の真上に建つ『明石市立天文科学館(あかししりつてんもんかがくかん)』は、昭和35年(1960)に開館。1995年(平成7年)の阪神・淡路大震災により一部の施設が被害を受けましたが1998年(平成10年)3月15日にリニューアル開館。天文学をテーマとする自然・科学博物館。
施設は、日本で最初に竣工された科学館。開館50周年を迎えた2010年(平成22年)には国の登録有形文化財に登録されたことでも有名。また、JR西日本山陽本線(JR神戸線)と山陽電鉄本線から見える範囲にあることから明石のランドマークとなっている。
館内にある稼働期間日本最長大型プラネタリウムは、ドイツ製。自然とそっくりな星空の下、生の解説付きでプラネタリウム投影を楽しむことができる。また16階の天体観測室には口径40cmの反射式天体望遠鏡を設置。月に1回実施される天体観望会で公開される。他にも14階展望室から明石海峡大橋や明石の街の素晴らしい景観を望むことができる。