京都府京都市、風雅な趣が漂う落ち着いた環境にある『野村美術館(のむらびじゅつかん)』は、昭和59(1984)年に創立。金融財閥「野村財閥」を一代にして築き上げた《野村徳七》が収集した美術コレクションを収蔵・展示する施設。★管理・運営は、財団法人野村文華財団。
数寄屋風の外観をした施設建物内には、重要文化財「風濤図、佐竹本三十六歌仙、白雲偈頌、寸松庵色紙、千鳥蒔絵面箱を中心として茶道具・絵画・書跡・能面・能装束など重要美術品9件を含む約1700点収蔵。春季(3月中旬~6月中旬)と秋季(9月中旬~12月中旬)の年2回に分けて趣向を凝らしたテーマにより公開。
また施設内には、気楽に抹茶を楽しむことのできる「立礼茶席」があるので見学後に利用すると良いかもしれません。