京都府京都市東山区に建つ『近藤悠三記念館(こんどうゆうぞうきねんかん)』は昭和62年(1987)に創立。染付の悠三で知られる重要無形文化財保持者(人間国宝)となった《近藤 悠三(こんどう ゆうぞう、1902年2月8日 - 1985年2月25日)》に関連する作品・資料を収蔵・展示する施設。
施設建物は生家であり仕事場でもあった建物を改装して利用。陶芸の巨匠と呼ばれ75歳で重要無形文化財保持者になった近藤 悠三の初期のものから晩年のものなど貴重な作品を約70点を展示。特に松の形が染め付けられた金色の皿は重さ100キロ。間違いなく世界一の作品である。
その他、併設されたギャラリーでは、レプリカ、デザインを模倣した器を販売。近藤 悠三の人物像と魅力が伝わる施設となっている。