春日山のふもとに位置する春日大社。神護景雲2年(768年)に創建されたと伝わる。
参道には春日燈籠と呼ばれる独特の形(竿が円形で火舎が六角)をした燈籠が並び、その奉納年は江戸後期のものも珍しくない。
近畿地方のみならず、遠方の個人、企業からの奉納がなされている。
自身にゆかりある地名や名字を探しながら歩くと、楽しいですよ!
境内は鹿が闊歩し、初夏には木々に掛かる山藤が咲く。鹿も藤も、春日大社には大変縁深いモチーフで、燈籠のレリーフや手水場の銅像にも用いられている。
宝物を展示する博物館や、万葉集に歌われた植物を集めた植物園など、近隣附属施設も豊か。
・藤原氏の氏神
・地面に着くほど長く垂れる「砂ずりの藤」
・朝9時より行われる朝拝は参加可能、直会殿へと上がれる
・奉納される巫女舞「春日大社社伝神楽」は、平安時代初期から脈々と受け継がれたもの
・拝観料を支払うことで、瑞垣と回廊の中へ入れる