六甲高山植物園(ろっこうこうざんしょくぶつえん)は、兵庫県神戸市の六甲山上にある植物園。
植物学の第一人者・牧野富太郎博士の指導を受けて1933年6月24日に開園し、1955年に博物館相当施設の指定を受けた。阪急阪神ホールディングス傘下の阪神電気鉄道の直営であるが、実際の運営は2003年以降、子会社の阪神総合レジャー株式会社に委託されている。園は海抜865mに位置するため年平均気温は北海道並の約9℃である。この気候を利用して世界の高山植物、寒冷地の植物など約1,500種の植物を栽培している。
カエデ類やドウダンツツジの赤色、コアジサイやカラマツ、ブナの黄色、針葉樹の深い緑などこの時期の園内はさまざまな色に彩られ、落ち葉を敷き詰めた樹林区を散策すると、深まる自然の秋を感じることができるはず。