歴史
二十間坂は、函館山山麓から明治館や朝市まで続く広い坂道で、明治12年の大火後に広さを活かした防火帯として作られました。広い石畳と和風・洋風建築物が印象的です。初めは「緑坂」や「大工町坂」と呼ばれ、明治33年には大砲の搬送道としても利用されました。坂道を上ると、五島軒や東本願寺函館別院など見どころが点在します。
見どころ
二十間坂は、急な勾配にもかかわらず、坂を登り切ると一望の景色が広がります。夜にはライトアップされ、函館山からもその存在をはっきりと見ることができます。特に冬季はイルミネーションで輝き、金森赤レンガ倉庫まで続く幻想的な光景が楽しめます。函館のシンボルである夜景とともに、規則正しく敷き詰められた長方形の石畳が魅力です。