朝日ヶ丘公園は富良野の町の西の外れ、富良野西岳の麓の高台に広がる公園が朝日ヶ丘公園です。
この公園のある丘は地元住民から「なまご山」と呼ばれており、その頂上から見る景色は富良野盆地よりも標高が100m程度高いこともあり、眼下には富良野市街、その先には富良野盆地の広大な田園風景、そしてその奥には十勝岳が見渡せるが、周りの樹木が多いので視界は樹木越しとなり、夏場はほとんど見えないでしょう。
頂上よりも公園北側の駐車場の端からの眺めの方が樹木が少ない分だけ眺めがいいのが特徴です。23.3ヘクタールの広大な公園内には3000本のサクラと500本のツツジがあり、5月中旬には満開となって見頃を迎えます。富良野随一のサクラの名所であるこの朝日ヶ丘公園は1950年に日本百景にも選ばれています。
公園内には富良野出身の戦没者を慰霊した大きな平和記念塔もあります。
公園内の通路は一方通行の周回道路となっており車でも通行可能ですがアップダウンが急で道も細く歩行者もいるので注意が必要です。