美郷名水は美瑛の町から道道966号線を南東に14km程のところ、道道から少し脇道に入ったところに美郷不動尊があります。
ここには昭和初期から不動尊が安置されていましたが管理されないまま豪雨による洪水で行方不明になってしまいました。1952年に突然の雷雨に雨宿りしていた親子連れが湧水を発見。そこから不動尊が掘り出され、再び安置されました。
1991年に初めて祭りが行われ、美郷不動尊と名付けられました。この美郷不動尊は湧水で知られており、血糖値を下げることや、脂肪・コレステロール値の減少などにも効果があるパナジュウムが含有されていることがわかり、またその湧水のおいしさから湧き水を汲みに来る人が絶えないほどの人気となっています。
駐車場からオヤウンナイ川を渡るとホースから流れる6箇所の水汲み場と美郷不動尊があります。湧水の水量は豊富なのでポリタンクを持って行ってもあっという間に満水になることでしょう。また水汲み場の裏は小さな庭園のようになっており3基の水車とユニークなカッパの石の置物もあります。