余市ワイナリーは余市の町の2kmほど南、国道5号線から脇道を東に入り、JR函館本線の踏切を越えて300mほど走ると余市ワイナリーがあります。ここは1974年に建設された日本清酒余市葡萄酒醸造所の敷地内に余市産のワインを飲み比べながらギャラリー、アトリエ、ショップ、レストランなどを楽しむ事ができるように2011年にオープンしました。
余市は農業人口の約8割がブドウやリンゴ、梨などの果樹栽培を営んでおり、これらの出荷量はいずれも全道一となっています。この余市で採れるブドウを使ってワインを作るのが余市ワイナリーです。この余市ワイナリーではワインの醸造工程を工場見学でき、樽貯蔵冷却タンクや瓶詰め行程、自動ラベラー機などを見学者コースからガラス越しに見る事がでできます。
また農場直営レストラン・ノースプレインファーム「エスペリオ」ではこだわりの石窯焼きピザや牧場牛を使用したハンバーグ、道産小麦を使用したパスタなどを食べることができます。また北海道の芸術家の絵画・写真などを展示したケルナー館、余市ワインの試飲とショッピングができるシヴァイゲルト館、余市ワイン以外のアルコールや道内有名アートを展示販売するミュラー館などがあります。