当丸峠展望台は神恵内と古平を結ぶ道道998号線の頂上に標高610mのトーマル峠があります。
トーマル峠の道道そのものは大規模なシェルターで覆われていて展望はありませんが頂上付近のシェルターの切れ目から少し脇道に入ったところに神恵内2000年の森公園があり、そこにはトーマル峠のシェルターの天井が緑地帯となり、その上に当丸峠展望台があります。
ここからの展望は、両側に両古美山と当丸山の樹海や断崖が見えるだけでなく、遠く日本海もわずかに見ることができます。この展望台からは両古美山や当丸山にも登山が可能で、また近くには当丸沼もあり紅葉のシーズンになると多くの観光客が訪れます。
緑地帯となった巨大なシェルターの上から眺める景色は予想以上にきれいで、特に秋の紅葉の時期が美しいとされています。この当丸峠展望台から古平側に2kmほど下ったところにも展望台があり、眺めはこちらの方がおすすめです。
いずれの展望台も雪で閉鎖されている事が多く夏期期間しか行く事ができないので注意が必要です。