島武意海岸は積丹岬の先端にある海岸です。島武意海岸に行くには道道913号線から脇道の坂を登り切ったところに駐車場があります。
ここから歩いて島武意海岸トンネルを越えれば島武意海岸です。しかしこの島武意海岸トンネルは1895年に手彫りで掘られた30mほどの長さのトンネルで、人がすれ違うにもよける必要があるほど狭く、かつ照明もないので中央部は真っ暗で何も見えないほどです。
しかしその真っ暗なトンネルを抜けると視界は一気に広がり、目の前には高さ64mの大きな屏風岩と真っ白な島武意海岸、そして積丹ブルーの日本海に目を奪われます。ここは神威岬と共に積丹半島を代表する景勝地で、1996年には日本の渚百選にも選ばれています。
つづら折りの歩道があり海岸まで降りる事ができますが、標高70mにある島武意海岸トンネルから海岸まで降りると登って戻ってくるのが大変です。この島武意海岸は夕陽の名所でもあり、屏風岩越しに沈む夕陽は絵になります。