弁天島は神恵内の南4km、盃温泉峡の目の前の日本海に浮かぶ島が弁天島です。
この弁天島はアイヌの美しい娘がかなわぬ恋を実らせるため毎日歩いて通いつめ、とうとう願いがかなって酋長の息子と結婚したとされる伝説のある島で、以来、子宝や良縁を求る女性が祈願に訪れるとされています。
弁天島は茂岩弁天橋で本土と繋がっており、弁天島に渡ることもできます。また茂岩弁天橋は夜間ライトアップされ、暗い海に白い橋が浮かび上がる様はロマンチックです。
この弁天島周辺は波も穏やかであることから年間を通して魚釣りのスポットであるほか、島の内側は盃海水浴場になっており、夏になると多くの海水浴客が訪れます。弁天島に沈む夕陽が美しいとあって、代表する景勝地となっています。