兜千畳敷岩は泊村から北に行った海岸沿い、国道229号線の兜トンネルの南東側入口にカブト千畳敷岩があります。ここは凸凹した岩が溶岩と共にそのまま固まったような大きな岩が広がる海岸をしており、道路の上からでもごつごつした岩肌がどこまでも広がる巨大な岩と日本海を見渡す事ができます。
トンネルの旧道からは海岸の岩場に降りる階段もあり、岩がごつごつして歩きにくいがスニーカー等を履いていれば広大な岩場の上を自由に歩き回る事ができるでしょう。ここは岩場の先端まで行く事もできますが、そこまで行くには波を被ったりする危険もあるので注意が必要です。
そしてここは釣り好きの人には有名な場所で、波が荒れていなければ岩場の上はホッケやカレイを狙う釣り人で賑わっています。そしてここは北西に見える兜岩を眺める展望場所でもあり、夏至の頃、兜岩に沈む夕陽は特に美しいとされています。
兜トンネル横の旧道には駐車場やトイレも完備されており、岩場を眺めるだけでなく休憩するにもよい場所です。