大湯沼は道道66号線、通称ニセコパノラマラインの途中にニセコ湯元温泉という温泉旅館と大湯沼という温泉の沼があります。この大湯沼から森の中に続く遊歩道を少し歩くと大湯沼自然展示館があります。
ここは蘭越町の豊かな自然資源の活用を図り、自然とのふれあいにより学術文化の向上と観光の振興を図る自然研究的実体験型施設として1996年にオープンしました。内部の展示ゾーンには大湯沼周辺の地形をわかりやすく示したジオラマ模型や大湯沼の構造や仕組みを説明したパネル展示、さらに大湯沼の地下構造の断面模型まで展示しています。さらに生命の賛歌という100インチ8面のマルチシアターを用いた大型映像コーナーがあり「らんこし四季の詩」「アクティブらんこし」「大湯沼・小湯沼と地球の科学」の映像を見る事ができます。他にも杜の大老樹が自然や生命のすばらしさや尊さ、自然を大切にする心を語りかけてくれる。このニセコパノラマラインは冬期間通行止めとなる為、開館期間も短いが大湯沼について知りたいならここを訪れて見学するのがよいでしょう。