立象山展望台は瀬棚の町の北の端にある標高95mの小高い山です。こちらは案内板が少ないので道に迷うかもしれません。事前に下調べしておくと良いでしょう。
立象山展望台へ行くには立象山の上にあるせたな青少年旅行村キャンプ場に入り、そのキャンプ場の一番奥、崖の縁に3階建ての立象山展望台があります。こちらのコンクリート製の狭い階段を登って展望台の屋上に行くと360度の大パノラマが広がっています。視界を遮るものが少ないこともあって、瀬棚の町並みや三本杉岩、風海鳥を始めとした風力発電機群、そしてどこまでも続くせたなの海岸線と雄大な日本海を見渡すことができます。ただし、崖が一部邪魔しているところもあって、三本杉岩は残念ながら全ては見えず二本しか見えません。晴れた日には遠く奥尻島も見ることができ、さらにここは夕陽の名所でもあり、日本海に沈む美しい夕陽を見ることができます。