武井の島展望台は函館の町から東側に行ったところに海に突き出した大きな岩山と、その先に島が見えます。
この岩でできた島を武井の島と言います。国道278号線はこの海に突き出した岩山を戸井トンネルで越えますが、このトンネルの真上に町民憩いの丘が広がります。
この丘に行くには戸井トンネルの東側から戸井小学校脇を抜けて急坂を登ると駐車場に出ます。
頂上付近にはコンクリート性の簡素な展望台は標高57mの岩山があります。名前の由来となった武井の島が眼下に見えるのはもちろんのこと、右側には汐首岬と荒々しい岩肌が、そして左側には日浦岬と、そこに続く白い海岸線や国道278号線を見ることができます。下北半島も見えますが、あいにく南方向には岩山が続いているので、眺めはいまいちです。また展望台や駐車場のある場所にも東屋があり、季節によってはツツジやエゾカンゾウなどが咲き乱れるので、休憩がてらに昼食でも食べながら周囲を散策するのも良いでしょう。