銀屏風は室蘭の絵鞆岬からハルカラモイまでの内浦湾側の断崖絶壁の岩肌は約1500mに渡って高さ約80mの凝灰岩で形成された海食崖の事です。岩肌にはアイヌ語で「チヌイェピラ」(彫刻のある崖)と呼ばれる浸食による彫刻のような模様が見られます。この崖に夕陽が当たると銀色に輝くところから銀屏風と呼ばれるようになりました。
その美しさから銀屏風は金屏風と共に室蘭八景の一つになっています。
金屏風と同様にその美しさは残念ながら海からしか見えません。
測量山観光道路沿いに展望場所と標識があるが肝心の浸食跡のある崖はほとんど見えません。銀屏風を見るのでしたら室蘭港から地球岬周遊のクルーザーが運行していますのでクルーザーから見ると良いでしょう。