金屏風は室蘭の母恋駅から地球岬に向かって走り、坂を登り切った先の地球岬観光道路との交差点にあるのが金屏風です。
こちらは高さ約100mの切り立った断崖が連なり、約1000万年前の火山活動によって堆積した火山灰が、貫入した高熱の溶岩で黄変した崖面に朝日があたると、金の屏風を連ねたように見えることから呼ばれています。
ただ残念な事にこの金の屏風を連ねたように見えるのは海から見た場合であり、この展望台から見てもそのようには見えないが、それでも標高80m程度から断崖絶壁を見下ろした光景は美しく室蘭八景にも選ばれています。
そして展望台から見える切り立った岬はアイヌ語で「ポン・チケウェ」と呼ばれ「削れたもの」を意味しています。この金屏風を海から見るには外海観光船から見るしかありません。
見るには船をチャーターする必要があります。