のぼりべつクマ牧場は登別温泉の町中からロープーウェイで四方嶺の山頂に登ったところにのぼりべつクマ牧場があります。
ここはロープーウェイを使わない限り行くことができないのと登った先にはクマ牧場しかありませんので麓でロープーウェイに乗る時に往復の運賃と入園料を支払います。
クマ牧場にはその名の通りコンクリート製の囲いの中にクマが放し飼いにされており、第1牧場では放し飼いされたオスのヒグマを檻に入った人間が見るようになっています。
餌を購入すればヒグマがすぐ横まで近づいてきてくれます。
第2牧場ではメスのヒグマを上から見下ろすようになっており、手を合わせてお願いしたり、手を広げて餌をおねだりする愛らしい姿を見ることができます。
そして、さらにぬいぐるみのような子グマばかりを集めた子グマの幼稚園や、ヒグマの生態や習性、その一生、クマの起源や歴史、世界の分布を展示した世界で唯一のクマ専門博物館であるヒグマ博物館もあります。他にもアヒルの競争やアイヌ民族の生活様式を再現したユーカラの里があり、アイヌの民族衣装を着て記念撮影も可能です。
そしてこの標高550mの四方嶺山頂にあるヒグマ博物館の屋上にはクッタラ湖展望台があり、ここから倶多楽湖の2/3くらいを眺めることができます。丸い倶多楽湖のすべてを見ることはできませんが倶多楽湖の丸い形を上から眺めることのできる場所は少なく、ここが一番美しく見えることでしょう。このヒグマ博物館の屋上にあるクッタラ湖展望台からは倶多楽湖だけでなく、太平洋やオロフレ峠、室蘭、恵山、来馬岳、駒ヶ岳などが一望できる展望スポットとなっています。