大湯沼は道道350号線の登別温泉から倶多楽湖に向かう道を登り、途中からわき道に入ったところにある沼が大湯沼だです。
駐車場のある広場からは湯気の沸き立つ硫化水素で灰色に染まった大湯沼と、その向こうに噴煙を上げる日和山の豪快な姿を見る事ができます。
大湯沼は活火山である日和山の爆裂火口跡の1つで周囲1km、深さ22mと大きく、沼の温度は場所によって50~130度と高温です。また駐車場から少し歩くと奥の湯があり、こちらは噴出口の側まで近づけるので湯気を浴びることもできます。大湯沼の周囲には遊歩道が広がり、周囲には大正地獄や大湯沼川があって天然の足湯に浸かりながらの森林浴も楽しむことができます。
車で行った場合は地獄谷や大湯沼は駐車場が有料となっていますが、遊歩道を歩くつもりなら日和山展望台の無料駐車場に車を止めて、遊歩道を自然散策しながら地獄谷や大湯沼などを巡るという手もあります。