苔の洞門は支笏湖の南西の端に苔の洞門への入り口となる苔の洞門ネイチャーセンターがあります。
この苔の洞門は樽前山が噴火した時に流れ出た際、溶岩の割れ目が浸食されてできた渓谷です。深さは最大で10m、幅は広いところで3m、長さは420mあり、切り立った岩肌にはエビゴケ、チョウチンゴケ、オオホウキゴケなど約30種類の苔が生えており幻想的な雰囲気を醸し出しています。
残念なことに2001年に落石があり、それ以降は同門への立ち入りが禁止され、急な階段を登った先にある観覧台から見るだけとなってしまいましたが、それでも苔に覆われた渓谷を間近に見る事ができますのでおすすめです。
入り口には苔の洞門ネイチャーセンターがあります。