苫東柏原展望台は苫小牧から北東の原野に囲まれた小高い丘の上にあります。
苫東柏原展望台は苫小牧の東の北海道勇払原野に巨大工業地帯を作ろうと107平方kmもの広大な土地に3600億円もの巨額な費用をかけて開拓しました。しかし、ほとんど企業は誘致できず、売れた土地は目標の1割程度でした。造成した土地も元の原野に戻り、展望台からの自然を見渡す眺めは維持されたという曰く付きの展望台となっています。
眺めは標高が高く無いものの企業を誘致できなかったため、360度周りに工場などの視界を遮るものがなく、果てしなく広がる原野と南西には遙か遠くに苫小牧の工業地帯が見渡せ、展望が良いので苫東柏原展望台の眺めには一見の価値があります。