十勝太遺跡展望台は浦幌の町から南側にある浦幌十勝川河口付近の河岸段丘の上に十勝太遺跡展望台があります。
こちらには河岸段丘があり、上からは浦幌十勝川や十勝平野河口の湿原地帯を一望する事が可能です。
この付近には今から1000年ほど前の擦文時代に北海道で栄えていた先住民族の住居跡があることで知られており、十勝太大西遺跡、十勝太安栗遺跡、十勝太河岸段丘遺跡、十勝川口チャシ跡の4つがあります。
展望台の右側には十勝川口チャシ跡、通称十勝太Dチャシ跡と呼ばれるチャシ跡の高台があり、展望台のある広場よりも多少眺めが良いのが特徴です。
ただし夏場は草が生い茂っていてたどり着くのは困難です。そしてここは幹線道路からも外れている事もありあまり人気がありません。駐車場があるだけで周囲には何もない場所なので訪れる人も少なく、浦幌十勝川河口付近の果てが見えないほどの広大な湿原を独り占めすることができるでしょう。