釧路湿原野生生物保護センターは釧路の町から北西側にある施設が釧路湿原野生生物保護センターです。こちらでは釧路湿原や野生生物の保護管理への取り組みのモデル施設として1993年に設置されました。
釧路湿原野生生物保護センターは野生生物の保護や増殖、湿原の保全の基礎となる野生生物の生息状況調査、研究を総合的に実施し、調査データ等の集積を行う研究施設「猛禽類医学研究所」と、北海道東部に生息するシマフクロウやタンチョウなどの絶滅の恐れのある野生生物と湿地の生態系やその保護などについてのパネルやヒグマやゼニガタアザラシの剥製、立木ジオラマなど野鳥を紹介する一般向けの展示室があります。
また保護収容されているシマフクロウのリハビリの様子をライブ映像で観察できたり「鳥たちの湿原」という12分の映像を上映しています。
さらに2階にはフィールドスコープを使って周辺に訪れる季節ごとの野鳥を見たり、釧路湿原自然再生事業を紹介するパネル展示や釧路湿原に関連する書籍も閲覧可能です。